食物アレルギーで悩んでいる方も多いんじゃないでしょうか?どうしても店で購入する際には何が入っているかの確認をしながら購入しなければなりません。自宅で自分で食材を選びながら安心で健康的な食品を作ってみるのは如何でしょうか?今日はそんなオーガニック大豆食品のレシピをまとめてみました。
大豆から豆乳を作る。-soymilk-
牛乳に変わる植物性ミルクの筆頭にあげられる「豆乳」。近年の健康志向の高まりからすっかり馴染みのある食品となった。わざわざオーガニックショップへ行かなくとも一般のスーパーやコンビニなどでも簡単に入手することが可能だ。市販されている豆乳も便利だが、開封後すぐに全部は使い切れないことも多い。長期保存ができる乾物の大豆を常備しておけば、必要な分量を使って必要な分の豆乳が作れるうえ、自分好みの濃度にアレンジも可能。豆乳と一緒に副産物としての「おから」も出来るのもうれしい。家庭でも簡単に作れてしまう豆乳。ちょっとした手間や時間がかかるが、出来立て、搾りたてのあたたかい豆乳の味は格別だ。
『材料』
有機大豆 120g
水 500ml
『道具』
ミキサー
鍋
ざる
ボウル
木べら
濾し布
『作り方』
1.大豆を水でよく洗ってから一晩水に浸けておく。
2.大豆が十分に水を吸ったらざるに上げ、軽く流水ですすぐ。
3.ミキサーに水をきった大豆と水500mlを入れて撹拌。細かくすりつぶす。
4.鍋に移し替える。なべの底が焦げ付かないように木べら等でかきまぜながら、中火にかける。沸騰してきたら、吹きこぼれないように弱火にして10分程度加熱する。
5.濾し布を使って4の炊いた大豆(液)を濾して、およそ2カップ(400ml)の豆乳の出来上がり。
△濾し布に残った絞りかすが「おから」なので、捨てずに利用できます。
卵不使用、自家製ベジマヨネーズ(豆乳マヨネーズ)の作り方
マヨネーズの主となる原料は「卵」。卵というとコレステロールが高いイメージから、最近ではヘルシー志向の方向けに「豆乳マヨネーズ」が商品化され販売されるようになった。市販の豆乳マヨネーズも便利だが、中には品質や粘度を保つために、乳化剤や増粘剤等の添加物を使用しているものもある。豆乳と油は本来はあまり日持ちせず酸化しやすい素材だ。卵を使用して作るマヨネーズ同様、豆乳マヨネーズも家庭で簡単に作れるので、鮮度を考えるとその都度必要な分を作りたいものだ。ベースは「豆乳」「酢」「油」なので、オールオーガニックな素材で作ることも可能だ。ベジタリアンや卵にアレルギーがある方も、作り方を覚えておくと、料理の幅がぐんと広がること間違いなしになるだろう。
『材料』
有機豆乳(成分無調整) 50ml
オーガニックアップルビネガー 大さじ1
オーガニックオリーブオイル 大さじ6
オーガニックマスタード 小さじ2
自然塩 適量
△お好みで香辛料を適量いれるのもいい
『道具』
ミキサー
ボウル
泡だて器
『作り方』
1.ボウルに豆乳を入れ、はじめにビネガーを加えて混ぜる。
2.オイルを大さじ1ずつ、かき混ぜながら少しずつ加えて加えていく。適度にとろりとマヨネーズ状になるまで撹拌する。
3.マスタード、塩を加えて全体に混ぜ、好みの味に調整する。お好みでペッパーやハーブなどをプラスしてもgood
有機豆乳でつくる植物性100%の自家製ソイチーズ
チーズは、主に牛乳や水牛、ヤギの乳などの乳製品で作られている。乳製品を摂取しない方、代替品として大豆を使用した植物性チーズというものがあるのだが、現在のところ日本では購入できるお店はまだ少ない。チーズにも色々な種類があるが、カッテージやモッツァレラ風の「ソイチーズ」は、豆乳を使い、国産100%、オールオーガニックな素材で作ることも可能だ。
『材料』
有機豆乳 500ml
オーガニックレモン汁 大さじ3~4
自然塩 適量
『道具』
鍋
ボウル
木べら
濾し布
『作り方』
1.鍋に有機豆乳、自然塩を入れて沸騰させない程度に温める。その際、湯葉ができたら取り除く。
2.火を止めて、オーガニックレモン汁を加え全体をかき混ぜる。
3.徐々に水分と固形分が、モロモロと分離してくるので、5~10分ほど、しばらくそのまま置く。
4.ボウルと濾し布を用意し、3を濾す。自然に水分が落ちた後、軽く絞って水分を切る。
手作りってだけでオシャレな感じがしますよね。休日や時間のある時にでもゆっくり作ってみては如何でしょうか?手間が普段の食事をさらに美味しくしてくれることでしょう♪