英語が小学生の必修化科目となった現在、まだまだ日本人は英語を話せる人が少ないと言われています。英語必修化となる前から、効果的な英会話学習方法については、たくさんのハウツー本やDVDが世に出回っておりますが、今でも更なる効果的な学習方法を求める方は少なくありません。
1992年、筆者もまだ小学生時代にフジテレビで『英会話体操』という画期的な方法で英会話を学ぶ知育番組が放映されていました。今回はその番組の英会話習得法についてご紹介します。
- 英会話教材としてたくさんのハウツー本を試してきたが、どれもうまくいかなかった方
- 『くすっ』とくだらない笑いを求める方
まずは動画をご紹介します。
映像に出てくるストレッチ女性の髪型やメイクも、時代を感じさせてくれます。一般人もいっしょに楽しく(?)リズムに乗って体操していますね。
ストレッチの動きと一緒に英会話も身につく一石二鳥な英会話学習法!!その番組名は『英会話体操ZUIIKIN’ENGLISH』
1992年春から地上波フジテレビ系で放送された知る人ぞ知る英会話と体操を融合させた画期的な知育番組「英会話体操」!いたって真剣に取り組んでいるように見えるところがどうしても笑いを誘ってしまう不思議な番組。
~中略~
まさに動きと一緒に自然と英会話も身についてしまうというおそるべき番組だ。
英会話体操ZUIIKIN’ENGLISH番組紹介 本文より引用
笑いを誘う点については、公式も認めているようです。
そのフレーズ使う??っていうチョイスの良さが光る
英会話本では、緊急時・トラブルで困ったときのフレーズが載っていますが、上記のように「Spare me my life!!」なんていう機会はめったに訪れることはないと思います(笑)同じ場面に遭遇した場合は、恐らく「Help me!!」を先に口走ってしまいそうです。
英会話なのに、スペイン語もあるぞ!!
Hasta la vista, baby!! 『あばよ』
この文章、英語じゃなくてスペイン語です。なんとなく英語っぽくない感じもわかりますよね。
それにしても、この画像に登場しているこの人、誰かに似ていると思いませんか!?そう、完全にターミネーターをパロってます(笑)
この表現は、映画内で使用されたシーンでは「地獄で会おうぜ、ベイビー」という意味で訳されています。決してSee you again!!みたいな感覚ではありませんのでご注意を。
外国人が日本語を学ぶバージョンも必見!!
外国人向けの日本語会話本でも、「なんでそんなフレーズを選択するの??」っていうツッコミを入れたくなるようなことはしばしばあります。この動画では、もはやそのフレーズの選択についてもツッコミする気が起こらないほど、ツッコミどころが満載です。
あとがき
この”英会話体操”を面白おかしく紹介してきましたが、体を動かしながら学習するということは脳科学的にも良いとされています。
この学習法がたとえ脳に刺激が加わり覚えやすかったとしても少し人前でアピールするには恥ずかしい学習法ですね。実践するときは、一人でもしくは大人数巻き込んでやったほうが恥ずかしさも半減です。
暗記方法・学習方法に、マンネリ化してしまっている場合は、紹介した方法をトライしてみてはいかがですか。